昨日付け(01/30)のエントリーで偉そうなことを書いたとたん、しっぺ返しみたいなことが起こってしまった。もっともらしいことは言うべきじゃない、と天が私を罰したのか?
中学生の娘が父親を怒らせ、叩かれたのだ。ついでに、蹴飛ばされもした。いわゆる体罰。まいった。
嗚呼。
DVというほどじゃないけど、ごくたま〜に、怒る。じゃなくて、起こる。
原因は娘にあると言えないこともないけれど、相手は中学生。まだまだ子ども。加減を知らないし、親相手に遠慮がないってこともある。
問題は、父親の方も、いきなり怒り出した、ってことだ。一瞬前まで笑って娘と冗談を言い合っていた。が、子どもの些細な言葉と行動が、彼を怒らせ、笑顔が怒顔に切り替わった。
で、手が出た。足が出た。ごめんなさいよりも先に「うわ、何すんの」という言葉を子どもが口にしたことで、さらにひどくなった。
これはないよ。まず、言葉で叱ってほしかった。百歩譲って、それでも子どもが聞かなかったら、反抗的だったら、手が出ても仕方がないとは思う。いや、本音は、暴力なんかじゃ何の効き目もないと“知って”いるけれど。
実際、娘の側には“恨み”しか残っていない。相手を怒らせてしまった言動への反省は、ないわけではないけれども、それを上回る“暴力への怒り”が心を占めてしまっている。相手に対する思いやりを学べるどころか、「相手に合わせた言動を試みるべし」なんていう単なる対応策を練ることだけを教えてしまった感がある。
残念。
かくいう私も、子どもにカッと来て、手を挙げてしまったことは幾度かある。その度に、もう絶対にしない、と反省してきたのだけど、子どもが中学生になるまでは、その反省も破られること度々……。
でも、“反省”するってこと自体、やはり暴力では何の解決も付かないと、私自身が知っているってことだ。現に、今回のことでも、明くる日になって、すっかり興奮の冷めた父親は、子どもに昨夜のことを謝っていた。方法が間違っていたとわかっているからこその“謝罪”だろう。
もう大体、相手が中学生だと、ガタイもでかいし、こちらが手を挙げる云々、て状況じゃない。叱咤というより、“喧嘩”になってしまう。これまでは、お父さんコワイ、で縮んでいた娘も、開き直るというか、自棄になって、刃向かおうとしてしまっている。こうなっては、もう何がなんだか。
私自身も覚えのある、親への不信。反抗とか反発ではなく、不信感。
以前、親に絶大なる信頼を寄せ、思いやり、心配する中年女性に逢ったことがあるが、その人の“想い”が私には理解できなかった。未だにできない。そんな私に、ある人がアダルト・チルドレンと呼んだけれど、だからこそ自分の子どもをACにはしたくない。
でも……父親のおかげで、徐々にそうなりつつある気もする今日このごろ。
彼を怒らせまい、刺激すまいと気を遣う毎日は、やはりDV的状況と言えるのかな。
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